平均月給0.1%増、30万4300円 女性は4年連続最高 (1/2ページ)


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 厚生労働省が28日発表した平成29年の賃金構造基本統計調査によると、フルタイムで働く労働者全体の平均月給(6月分、残業代などを除く)は前年比0.1%増の30万4300円と4年連続で増加した。男女別では女性の平均月給が4年連続で過去最高を更新。男女間の賃金格差は比較可能な昭和51年以降で最小となった。女性管理職の増加が寄与した。

 男女別の平均月給は、女性が0.6%増の24万6100円と4年連続で過去最高。男性は0.1%増の33万5500円だった。男性を100とした場合の男女間の賃金格差は0.4ポイント上昇の73.4となった。

 厚労省の調査では、課長級以上の管理職に占める女性比率は前年比0.3ポイント増の9.6%となり、こちらも過去最高を更新している。平成17年の実績(4.4%)に比べ2倍以上に増加しており、それに伴い女性の平均月給は17年に比べ2万4千円弱増えた。

 フルタイムで働く人のうち、正社員の平均月給は横ばいの32万1600円。一方、非正規社員の平均月給は0.5%減の21万800円となった。この結果、正社員の平均月給を100とした場合の非正規社員の平均月給は65.5となり、前年に比べて0.3ポイント低下した。