外国人客150万人突破 茨城、昨年の宿泊旅行統計 日本人振るわず

 国土交通省の宿泊旅行統計調査で、平成29年に茨城県内1342施設を利用した外国人の延べ宿泊者数が前年比11・8%増の153万3千人となり、19年の調査開始以来、初めて150万人の大台を突破した。

 延べ宿泊者の総数は同6%減の785万6千人で、2年連続の減少となった。大多数を占める日本人が、天候不順やガソリン代の高騰などで、同9・4%減の632万3千人と振るわなかった。

 外国人の宿泊客増について、県観光企画課は「成田空港、静岡空港の増便や航空機の大型化で座席供給が増えたため」と分析している。

 ただ、国・地域別でトップの中国が、同21・2%減の53万2千人と低迷した。同課は要因として、(1)中国人に個人旅行を好む傾向が高まり団体宿泊が減少した(2)東京都内を基点とした個人客の観光先が多様化している-などをあげた。

 これに対し、2位・台湾16万4千人(前年比12%増)▽3位・タイ13万9千人(同35・8%増)▽4位・香港7万5千人(同44・2%増)-など、中国以外の外国人客はおおむね増加傾向にある。