5時から作家塾

オランダで「かわいいお菓子」がレアな理由 「不健康な」食品から子どもを守るための広告規制 (4/5ページ)

ステレンフェルト幸子

 スーパーのお菓子の棚を見回すと、おなじみのミッキーもキティも見つからない。生き残っているという風情のスマーフやトロールのお菓子も一つふたつないではないが、圧倒的に数が少ない。女子に絶大な人気を誇るFROZENでも、パッケージに印刷されている菓子は大型店舗でやっと2点のみ。非常に素朴な味(つまり子ども用に糖分を少なくしてある)のアイスバーと、クッキーだ。国民的キャラクターのミッフィなど日本におけるピカチュウ並みに各菓子が揃っているだろうと思いきや、やはりこれもベビー用ビスケット一つだけ。

 飲み物コーナーで有名なキャラクターがパッケージに載っているのは、低年齢層に人気のアニメキャラクター「ウズル・アンド・ピップ」が印刷されたミネラルウォーターと、フレーバーウォーター、野菜ジュースのみ。他は全てフルーツのイラストか、せいぜいがんばってフルーツに目と手足をつけた微妙な生物が描かれている程度。

 その他におやつ用のチーズや、ヨーグルト、ドライフルーツなどに人気キャラクターが点在しているが、これは当然甘い菓子の代わりに「比較的望ましい」お菓子の代用品をプロモートするため。

 要するに、「子ども用の菓子」というものが極端に少ない。ベビー用品店にも菓子やドリンクはほぼない。オランダ人的には、「駄菓子屋」なんて存在自体がもってのほかだろう。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus