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ボーナスの賢い使い道 資産形成方法は「リスク」で比べる (1/4ページ)

高橋成壽
高橋成壽

 6月と7月はボーナス(賞与)を支給する会社が多い時期です。毎月貯蓄ができている人はボーナスの50%~100%を預金や投資に回し、将来に備えるのがおすすめです。そこで今回は、ボーナスを賢く運用するために知っておきたい金融商品4点とそのリスクについてご説明したいと思います。

商品比較を行う前に WEB検索の注意点

 ボーナス支給時期になると、どこの銀行の金利が高いのか、どんな商品に投資すればよいのか…などを検索する人も増えるでしょう。しかし、GoogleやYahooなどの検索エンジンによるWEB検索を活用する場合には注意が必要です。ポイントは、(1)執筆者、(2)スポンサー、(3)サイトの運営者情報です。

 筆者も色々な企業から執筆を依頼されますが、金融系の記事を作成する場合は、依頼者の意向を反映する必要があります。その依頼理由の多くは、金融商品の販売につなげたい、サイトへのアクセスを増やしたいという性質のものです。

 執筆者が独立系のファイナンシャルプランナーであっても、依頼者であるスポンサーの意向には沿わなければなりませんので、記事の内容は中立的とはいえません。また、WEB検索をすると上位に表示される記事の多くは、「アフィリエイト」といって、記事を読んだ人が資料請求したり、購入するとサイトに報酬が支払われる仕組みのため、こちらも情報の中立性はないといえるでしょう。なお、この連載は自由に書かせていただいていますので、ご安心ください。

 このような状況において、客観的な情報にたどり着くことは難しいでしょう。みなさんには、情報が編集されているサイトよりも、金融商品の販売会社のホームページ(HP)を確認されることをおすすめします。銀行、証券会社、保険会社は金融商品の販売会社として必要な情報を網羅してHPに掲載しています。商品比較を行う場合に重要な点は、正しい情報を用いて比べることです。

リスクのない金融商品はない

 興味のある商品は、販売会社の公式ページをご覧いただくことを前提として、金融商品ごとの特徴やリスクを解説します。リスクを比較すれば、消去法で預ける金融商品の目途が立つでしょう。

 例えば、銀行預金にリスクはないと考える人が多いのですが、金融商品には様々な注意点があります。注意点は当たり前すぎて説明されないものもありますし、個々人の社会情勢に対する捉え方次第でリスクになりえることもあります。また、金融商品には、リスクのない商品はありません。たとえ預貯金であっても、リスクを理解しておくことが大切です。

 それでは、一般的な金融商品からリスクについて考えていきます。

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