株・投資

《特別編》老後2000万円問題に向き合う 資産運用系フィンテック10選(後編) (2/5ページ)

甲斐真一郎
甲斐真一郎

セゾンカード・永久不滅ポイントの運用

 クレディセゾンが運営するセゾンカードのポイントを利用できるサービスです。セゾンカードをお持ちの人は知っていると思いますが、セゾンカードを利用して買い物などをすると、永久不滅ポイントが付与されます。この永久不滅ポイントを使って、ポイント運用ができるサービスです。ポイント運用できるのは大きく2コース。「投資信託コース」と「株式コース」の2種類です。投資信託コースは、さらに4種類のコース(日本株-TOPIXコース、アメリカ株-VOOコース、アクティブコース、バランスコース)に枝分かれしていて、ポイント運用という名に似合わず、かなり本格的な投資体験が行えるようになっています。

楽天スーパーポイントの運用

 楽天グループが運営する楽天スーパーポイントの運用サービスは、「楽天経済圏」という強い基盤を抱えているので、国内の代表的なポイント運用サービスと言えます。ユーザーは、お馴染みの楽天スーパーポイントを使って投資の疑似体験ができます。また、類似サービスとして、楽天証券が提供する「ポイント投資」がありますが、こちらはポイントで投資信託を購入することができます。このように手軽で身近なポイントを使って投資体験ができるのは、嬉しいですよね。

ロボアドバイザー

 3つ目のカテゴリーの「ロボアドバイザー」です。ロボアドバイザーは通称「ロボアド」と略されます。ロボの名が示す通りに、アルゴリズムが自動で資産運用を行ってくれるサービスです。ユーザーが、いくつかの簡単な質問に答えることで、それぞれの人に合った運用プランを作成してくれます。自分で考えて行うとなると相当に面倒な、資産運用の王道である「長期・分散・積立投資」を自動でやってくれるのが魅力です。実は、こうしたサービスは、既存の大手の証券会社や銀行が「ラップ口座」という名前でサービスを提供しています。しかし、ラップ口座は、最低投資金額として数百万円必要であったり、手数料水準が年間数%というサービスも多く、投資初心者が利用するには少しハードルが高いものでした。

 ロボアドは、最低投資金額が1万円や10万円程度というものが多く、手数料水準もおよそ1%なので、ラップ口座の小口化・低コスト化を実現したと言えます。このようにロボアドは、簡単にはじめられて、資産運用に手間暇、時間がかけられない人には、うってつけのサービスと言えるでしょう。もちろん、スマホからでもパソコンからでもはじめられて、いつでも運用動向をチェックできます。国内の代表的なスタートアップのロボアドバイザーと言えば、この2つのサービスの名前を挙げられるでしょう。それが「WealthNavi」「THEO」です。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus