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コロナで包丁を使えない子が増えている? 父と子で「自宅で調理実習」大作戦 (1/2ページ)

香村薫
香村薫

 突然ですが、コロナ禍において通常小学校5年生から始まる「調理実習」に支障が出ているのをご存知でしょうか? 2020年12月3日付の文部科学省からのマニュアルによると、新型コロナウイルス警戒レベル「2」では十分な距離と対策を講じての実施検討、レベル「3」以上の地域は調理実習の見送り、が記載されています。

 我が家には小5男子がいるのですが、調理実習に関してコロナの影響があるなんて、全くの盲点でした。学期末の懇談会の際に担任の先生が「包丁の持ち方を知らない子が沢山いるのです…」と心配しておられ、驚きと共にうちの子が包丁を使えない子だと気づいた次第です。

 また、コロナの影響で在宅時間が長くなり、世のお母さんたちにとって大きな負担となっているのが「料理」だという現状にも注目しました。

 ステイホーム中は自宅で食事する機会も大幅に増えますよね。株式会社リンナイが実施した「夫婦の育児・家事」に関する意識調査では、「コロナ禍によって育児・家事で時間が増えたと思うものは?」との質問に、女性の実に約9割が「料理」と答えているのです。献立を考える時間も料理ととらえれば、お母さんたちがいかに時間を費やしているか想像できます。

 そこで、夫と相談し、この冬は「お父さんと子どもで料理のスキルをアップさせよう!」をテーマに取り組むことにしました。ここでは具体的にやってみたことをご紹介します。

【1】野菜を知る

 まず最初に取り組んだのが野菜について知ることです。そのために「無農薬野菜セット」を取り寄せることにしました。

 以前夫が料理に挑戦したとき(関連記事)に「ニンジンって皮のまま食べられるの?」「白菜ってどこまでが食べられるところなの?」など疑問が挙がったことを思い出し、実際に食べてみて自分で基準を作ればよいのでは? ということになったのです。

 そこで、無農薬野菜をしっかり洗って、まずはそのまま食べてみる、を体験。

 実際、ニンジンは皮のままで問題なく美味しく食べられました! 生の野菜がこんなに美味しいと気づくことができたのは本当によかったです。

 ちなみに、我が家が野菜セットを購入するのは2回目。以前は夏休みに購入したのですが、あっというまに鮮度が落ちてしまった苦い経験があります。野菜セットは少しでも鮮度を保てる気温の低い冬に取り寄せするのがオススメです。

【2】ゆでる

 次に、生で美味しく食べられない野菜はゆでることにしました。ゆでることで美味しく食べられる上に、保存袋に入れて冷凍することもできます。これは食品ロスを減らすことにもつながりますね。

 「ゆでる」という調理は、普段の調理はもちろんのこと、実は災害時にとても役に立ちます。油を使った「炒める・揚げる」といった調理は水が貴重になる災害発生時に行いにくいからです。

 せっかくなので「ゆでたまご」の時間についてもベストな時間を測定してみました。我が家のコンロ、お鍋を使った場合、熱湯に5分が最適でした。

 ついでにカセットコンロの使い方も知っておくと良いですね。災害発生時にお母さんが必ずしも在宅とは限りません。暮らしの中で自然と被災時の調理を身に着けてもらえたら嬉しいですね。

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