【木下隆之の試乗スケッチ】「ボルボXC60」 この音響、まるでコンサートホールだ! (3/4ページ)

  • ボルボXC60
  • ボルボXC60
  • ボルボXC60
  • ボルボXC60
  • ボルボXC60
  • ボルボXC60の室内
  • ボルボXC60の室内
  • ボルボXC60の室内
  • ボルボXC60の室内
  • ボルボXC60のサウンドセット。コンサートモードは驚き
  • ボルボXC60のスピーカー
  • こちらもボルボXC60のスピーカー


◆クルマと音楽の相性は実はピッタリ?

 そもそも、クルマという限られた環境は、音響空間として劣悪なのではないかと見下していた。

 ノイズの原因になる電子が飛び交い、エンジンやミッションからの金属音やロードノイズや風切り音が絶え間なく響いている。街の喧騒すらも雑音だ。そもそも空間が狭い。そんな劣悪な環境で優れた音響を奏でることは無理なのだろうと疑ってもいたのだ。

 だが、意外なことに、音響空間として優れているともいうからクルマとは不思議である。

 ふただび音響プロの知人の言葉を借りれば、ターゲット(つまり人の耳)の位置がはっきりしているからサウンドセットしやすいのだとのこと。

 「ゆったりしたリビングでは、人がどこに座るのか予測が困難ですが、クルマの中ではターゲットがはっきりしています。乗員が座る位置が不動ですから、耳の位置も動かない。その一点めがけて様々な音をタイミングよく届ければいいんです」とのことだ。

 「だったらリビングで聞くよりもいい?」

 「そうとも言えますね」

 ですって。

さすが日本カー・オブ・ザ・イヤーの大賞