給与総額0・9%プラスに 昨年11月、4カ月連続

 厚生労働省が9日発表した昨年11月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、基本給や残業代などを合計した1人当たりの現金給与総額は前年同月比0・9%増の27万8173円で、4カ月連続で増加した。基本給を含む所定内給与が0・4%増の24万1303円と8カ月連続で伸び、全体を押し上げた。

 残業などの所定外給与が2・6%増の2万467円、賞与などの特別に支払われた給与も7・5%増の1万6403円といずれも増加。物価の影響を加味した実質賃金でも0・1%プラスになった。厚労省は「給与全体の伸びが継続している」と分析している。

 所定外労働時間は11カ月連続で増加した。働く人全体に占めるパート労働者の割合は、2カ月ぶりに減少し30・7%だった。