成田空港国内線、LCC利用伸びる 第3ターミナル開業効果で

 千葉県内の自治体や企業など約150団体からなる成田空港活用協議会は、成田空港国内線の利用状況に関する調査結果をまとめた。格安航空会社(LCC)の利用者の比率が平成25年度の前回調査と比べて21・2ポイント増の36・2%、羽田空港(東京都)でなく成田空港を選択した理由で、LCCの利用をあげた人は同9・2ポイント増の24・5%とLCCの利用増が顕著となる結果となった。

 LCC利用者のシェアは、国内大手の日本航空(JAL)の30・4%や全日本空輸(ANA)の29・1%を上回った。成田空港では27年4月にLCC専用の第3ターミナルを開業しており、その効果があったとみられる。

 ただ、LCCの利用者急増に伴う出発時の混雑などの課題も顕在化しており、成田国際空港会社(NAA)はターミナルの拡張なども検討している。

 同協議会は「次の5年間の活動に結果をいかし、県経済の活性化につなげたい」としている。

 調査は同協議会から委託されたちばぎん総合研究所(千葉市)が昨年8月に実施。インターネットを利用し、全国の15歳以上の男女6100人に質問し、回答を得ていた。