インドネシア、スポーツの祭典8~9月開催 アジア大会の放送費67億円

 インドネシアは、アジア地域のスポーツの祭典「アジア競技大会」を2018年8月18日~9月2日の日程で開催する予定だ。インドネシア・アジア大会組織委員会(INASGOC)は、大会の放送に関する費用が8000億ルピア(約67億円)になるとの見通しを示した。国営アンタラ通信などが報じた。

 18回目となるアジア大会は、インドネシアの首都ジャカルタと南スマトラ州パレンバンで行われる。これまでの大会は1都市で開催されており、2都市に分割されるのは今回が初めてとなる。

 INASGOCは、17年9月の時点で推定費用が6000億ルピアで、開・閉会式を含む57の競技・イベントを放送するとしていた。しかし、11月には推定費用を3割ほど上積みして8000億ルピアとし、放送するのは36競技と開・閉会式へと方針を修正した。

 INASGOCの放送担当者は、一つの体育館で行われる競技を放送する場合、高画質カメラ5台とスロー再生機能が最低水準との考えを示し、この体制での費用が35万ドル(約3930万円)かかるとした。

 また、マラソンなど、ヘリコプターや衛星経由の中継車を用意しなければならない競技の場合、費用が100万ドル以上となる可能性もあるとした。INASGOCは大会放送のため、高画質カメラ427台を含むコンテナ29台分の資材を用意するとしており、現在は外国メディアのためのブロードキャストセンターを建設中だという。

 同幹部によると、大会の放送権は日本の電通が保有しており、ホストブロードキャスターには韓国・仁川で開かれた前回に続き、インターナショナル・ゲームス・アンド・ブロードキャスト・サービス(IGBS)が決定している。

 熱戦の様子は、アジア地域全域とブラジルを除く南米地域に中継される予定だ。(シンガポール支局)