ミャンマー“三度目の正直” ANAHD社長、現地企業と共同就航で会社設立 (1/2ページ)

インタビューの質問に答えるANAホールディングスの片野坂真哉社長(ブルームバーグ)
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 ANAホールディングス(HD)の片野坂真哉社長はインタビューに応じ、ミャンマーで現地企業と共同で国際線を就航する航空会社の設立を目指すことを明らかにした。同社は過去2度、同様の事業を試みたが相手先との調整が難航し成果を上げられていなかった。新たなパートナーを探し、現地の旅客需要の成長の取り込みに再度挑む。

 同社長は「今度が3回目となるがやめようとは全く思っていない」と述べた。「昔の日本のように中間層がこれから豊かになり海外旅行を楽しむ国になる」とみており、ミャンマーで現地企業と共同出資で航空会社を設立し事業を育てたいと強調した。設立は2月にも発表する2022年度までの新中期経営計画期間中の実現を目指したいとの意向を示した。

 ANAHDは13年8月にミャンマーの航空会社アジアン・ウィングス・エアウェイズへの出資を検討していたが、出資比率の折り合いがつかず計画を撤回。16年3月には現地企業ゴールデン・スカイ・ワールドと共同で新会社アジアンブルーを設立。しかし、認可手続きをめぐり調整が進まず、10月に同社を清算した。

 ANAは12年10月から成田-ヤンゴン便を毎日運航。現在ミャンマーに定期直行便を就航している唯一の国内航空会社となっている。同社は同国政府との共同プロジェクトの一環で、15年から技能研修生を受け入れており、12月にはミャンマーサッカー協会のエアラインスポンサー契約も締結している。

社長が再挑戦を明言するのは「それなりの勝算があるからでは」