党派超えユーザーサービス ザッカーバーグCEO、米大統領の偏向批判に反論 (1/3ページ)

米フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=2017年4月、米カリフォルニア州(ブルームバーグ)
米フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=2017年4月、米カリフォルニア州(ブルームバーグ)【拡大】

 米SNS大手フェイスブック(FB)が政治プロパガンダの道具になっているとの批判に対し、共同創業者のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は自らが担う使命は党派を超えていると主張。トランプ米大統領がフェイスブックは偏向していると批判したことに対し同CEOは昨年9月、「われわれはあらゆる人々に声を与え、全てのアイデアのためのプラットフォームをつくりたいと考えている」と反論した。

 ザッカーバーグCEOはふれていないが、フェイスブックは政党や政治指導者と積極的に協力している。不正確な情報や極端なイデオロギーを拡散させる「トロール部隊」の助けも時には借りて、反対勢力を抑圧するためにフェイスブックを活用する政党や政治指導者も含まれる。SNSの世界では「トロール」あるいは「トローリング」とは挑発的な書き込みを意味する。

 特別チーム活動

 こうしたフェイスブックのイニシアチブを主導しているのは、あまり知られていないグローバル・ガバメント・アンド・ポリティクス・チームだ。元共和党デジタルストラテジスト、ケイティ・ハーバス氏が同チームを率いる。同氏は2008年の米大統領選挙でルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長の陣営で働いた。フェイスブックがその3年後にハーバス氏を採用してから、彼女のチームは世界中に出かけ、同社のデジタルツールを活用する政界の顧客を支援してきた。

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