米運輸当局、自動運転で新たな政策指針 意見を公募

 米連邦当局は乗用車だけでなくトラックやバスなど他の陸上輸送も含む自動運転技術開発に関する新たな政策指針の策定に向けて第一歩を踏み出す。

 チャオ運輸長官は10日、運輸省が自動車や列車、バス、商業用トラック、交通システムでの輸送の進歩の障害を除去する方法に関して近く4件の意見公募について公表する方針を示した。

 同長官はラスベガスで開催中の家電見本市「CES」でのスピーチで、「自動化された世界にはもはや適用できない時代遅れの交通ルールや条件、概念が現在、あまりに多く存在する」と指摘。「今回の意見公募は、今後の技術革新に対応できるようアップデートする必要のある規制や規制の部分、用語を特定するのに役立つ」と語った。

 道路交通安全局(NHTSA)は自動運転車に対する「不必要な規制の障壁」や安全性の検証と認証の方法に関して意見を求めている。連邦公共交通局や連邦高速道路局も意見を公募している。これらの意見は同省の連邦自動運転車政策の第3版の作成に利用される。

 チャオ長官によると第3版は今夏に公表される見通し。昨年9月公表の現行版は自動運転の自動車に限定されており、バスや列車などほかの陸上輸送は対象でなかった。(ブルームバーグ Ryan Beene)