17年PC出荷台数「安定的」 消費改善でホリデーシーズン6年ぶり増

 調査会社IDCが11日発表したリポートによると、ホリデーシーズンのパソコン(PC)需要は6年ぶりに増加した。商業的アップグレードと消費者需要の改善が追い風となった。

 2017年通期は出荷が微減となったものの、11年以降では最も安定した1年だったと指摘。10~12月期(第4四半期)の世界のPC出荷台数は7060万台と、前年同期の7010万台を上回った。

 7~9月期(第3四半期)の0.6%増に続く10~12月期の伸びを受け、スマートフォンやタブレットとの競合で苦戦しているPCメーカーの状況にやや明るさが増した。17年4~6月期(第2四半期)は3%減だった。

 欧州や中東で消費者の需要が引き続き伸びた一方、米国は出荷が減少した。ノート型やデスクトップ型の販売が減り、携帯端末が依然として米国の消費者の間で支持されていることが示された。

 メーカー別ではHPインクがリードを広げ、市場シェアは23.5%。出荷台数は1660万台と、前年同期比で8.3%増えた。中国最大のPCメーカー、レノボグループ(聯想集団)は横ばい。デル・テクノロジーズは0.7%増。(ブルームバーグ Kristy Westgard)