【マネー講座】《iDeCoに注目》(3)〈市場の動き〉実際の活用事例を紹介 (1/4ページ)

 今回は、昨年1月に加入対象者が拡大された後の個人型確定拠出年金(iDeCo)市場全体の動きと実際の活用事例のご紹介です。(三菱UFJ信託銀行 荻谷洋介)

どのような方がiDeCoに加入しているのか 

 制度拡大前は全体で1万人/月に届かなかった新規加入者数が制度拡大後、大きく増加しました。2017年4月には単月で約6万人/月となり、前年同月と比べて約10倍になりました。5月以降はやや落ち着き、現状では3万人/月前後で推移しています。

 20歳以上の方は国民年金の被保険者区分が第1号から第3号に分類されますが、iDeCoに最も多く加入されているのは第2号(会社員や公務員等)の方です。

 会社員の方は、お勤めの会社に企業年金制度が有る方と無い方に分かれますが、無い会社にお勤めの方が、より多く加入されています。やはりご自身で老後資金を準備しなければならない必要性を強くお感じになられるためではないかと思われます。

 17年1月に制度として拡大された対象者は、企業年金制度が有る会社の会社員、公務員等(第2号)と専業主婦(夫)(第3号)ですが、専業主婦(夫)の加入者数は現状1000人/月を若干上回る程度と、他と比べるとあまり多いとは言えません。

実際の活用事例ではどうなるか