東京円急伸、一時106円台 1年3カ月ぶり高値

1ドル=106円台後半を付けた円相場を示すボード=14日午後、東京・東新橋
1ドル=106円台後半を付けた円相場を示すボード=14日午後、東京・東新橋【拡大】

 14日の東京外国為替市場の円相場は急伸し、一時1ドル=106円84銭と、米大統領選でのトランプ氏勝利の直後にあたる2016年11月中旬以来約1年3カ月ぶりの円高ドル安水準をつけた。急速な円高進行への警戒感から東京株式市場では日経平均株価が3営業日続落。一時は取引時間中として約4カ月ぶりに節目の2万1000円を割り込んだ。

 東京市場の円相場は、平均株価の下落で投資家のリスク回避姿勢が強まると、投機的な円買いドル売りが加速。一時1ドル=106円台に突入したが、その後は一服感が広がって1ドル=107円台に値を戻した。

 平均株価の終値は前日比90円51銭安の2万1154円17銭で、約4カ月ぶりの安値水準に沈んだ。円高が輸出関連銘柄などの重荷になったが、ほぼ終日にわたり前日比のプラス圏とマイナス圏を行き来するなど、やや不安定な展開だった。