【東京市場の注目銘柄】(14日)トリドールHD 12%安

 ≪先行費用負担増などで営業減益≫

 ■トリドールホールディングス(3397) 前日比12%安の3145円。2017年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比12%減の61億2700万円。主力の丸亀製麺(セルフうどん)が増収増益だった半面、とりどーる(焼き鳥)は減収減益、豚屋とん一(かつ丼・トンテキ)が増収赤字。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、海外は台湾の収益回復が遅れ、国内その他も先行費用がかさみ、ネガティブとした。

 ■シマノ(7309) 5.2%安の1万5140円。18年12月期の営業利益計画は前期比4.1%増の670億円とアナリスト予想平均の752億円、最も低い予想値690億円を下回った。SMBC日興証券は利益面が保守的な印象と指摘した。

 ■ヤマハ発動機(7272) 3%安の3360円。18年12月期営業利益計画は前期比0.1%増の1500億円、ブルームバーグ・データによる市場予想の最低値1550億円を下回る。メリルリンチ日本証券は、開発費などを考慮して同証券予想を若干減額し、目標株価を4400円から4150円へ下げた。

 ■ペプチドリーム(4587) 6.9%高の4390円。売上高の減少や研究開発費の増加、新本社・研究所移転による一時費用の発生などで17年12月中間営業損益は8億9500万円の赤字だったが、10~12月期は1億3500万円の黒字を確保した。SMBC日興証券は、大型ライセンス契約は顧客である大手外資製薬が新年度を迎えた後の3月以降に起きやすく、下半期に10億円規模の複数ライセンス契約収入の可能性が残されているとした。

 ■東海カーボン(5301) 17%高の1752円。18年12月期の営業利益計画は前期比3.7倍の430億円。ゴールドマン・サックス証券は、黒鉛電極相場第2章の幕開けを感じさせる力強い18年度ガイダンス(予想)とし、目標株価を1850円から2000円へ上げた。

 ■マブチモーター(6592) 7.4%安の5400円。14日発表した18年12月期営業利益計画は前期比4%減の231億円。ブルームバーグによるアナリスト予想平均264億円に届かなかった。

 ■ブイ・テクノロジー(7717) 9.4%高の2万1350円。原価削減や税金費用減少などを勘案し18年3月期の営業利益予想を100億円から前期比2.2倍の120億円に上方修正。100円を計画していた期末配当は記念配当30円を含め170円に増額した。

 ■堀場製作所(6856) 7.2%高の7160円。18年12月期の営業利益は市場予想275億円を上回る前期比8.1%増の290億円と計画した。SMBC日興証券は想定を上回る半導体の好調により、18年12月期も高水準を維持しポジティブと評価した。

 ■日本信号(6741) 11%安の932円。17年4~12月期(3四半期累計)営業損失は20億1600万円と、前年同期の11億1900万円から赤字幅が拡大。また、予定していた案件の立ち上がりの遅れなどから、18年3月期計画を前期比41%増の60億円から同51%減の21億円へ下方修正した。(ブルームバーグ)