京都の訪日宿泊客、初の大台「4割」超え…29年京都市内ホテル (1/2ページ)

 京都市観光協会が2月28日発表した平成29年1年間の京都市内の主要ホテルの客室稼働率は、前年比0・1ポイント下落の88・8%となったが高水準を維持した。宿泊客に占めるインバウンド(訪日外国人客)の割合は同3・2ポイント上昇の40・5%で、初めて4割の大台を超え、26年の調査開始以来、3年連続で過去最高を更新した。

 調査は客室数ベースで、京都市内の約4割にあたる36のホテル(客室数9361)が対象。稼働率が好調なのは、世界的な好景気に加え、関西空港と海外を結ぶ格安航空会社(LCC)の便数が増え、京都を訪れる訪日客が増えているためだ。宿泊した訪日客を国・地域別でみると、中国が前年比1・4ポイント上昇の23・9%で2年連続トップ。2位以下は(2)台湾18%(3)米国12・5%(4)韓国5%-と続く。特に韓国はLCCの便数増加に加え、中韓関係の悪化で訪日客が増え、前年6位から4位へ浮上した。

 また訪日客の増加で、春秋の繁忙期と冬の閑散期の客室稼働率の差が縮小。29年は繁忙期(4月=94・6%)と閑散期(1月=75・7%)の差が18・9ポイントとなり、年々縮小傾向が続く。