回顧録出版のFBI前長官に「ゲス野郎!」 トランプ氏、批判ツイート連発

ABCニュースが配信したのコミーFBI前長官のインタビュー=15日、ワシントン(AP)
ABCニュースが配信したのコミーFBI前長官のインタビュー=15日、ワシントン(AP)【拡大】

  • コミーFBI前長官が出版した回顧録=13日、NY(AP)

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が昨年5月に解任した連邦捜査局(FBI)のコミー前長官は15日放送されたABCテレビのインタビューで、トランプ氏を「道徳的に大統領に不適任だ」と批判した。コミー氏は17日にロシアの米大統領選干渉疑惑をめぐるやり取りを記した回顧録を出版する予定で、トランプ氏はツイッターでコミー氏を攻撃した。

 コミー氏は同疑惑捜査に絡み起訴されたフリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の捜査打ち切りをトランプ氏から求められたと主張している。コミー氏はこうした行為が捜査を妨げる「司法妨害」に当たる可能性があるとし、「証拠はある」と述べた。

 コミー氏は回顧録で、トランプ氏を「マフィアのボス」になぞらえて批判していることが明らかになっている。また、2016年大統領選で民主党のクリントン元国務長官が勝利すると予測したとしている。

 トランプ氏は15日、ABCでインタビューが放映されるのを前にツイートを連発し、コミー氏を「クリントン氏が勝つと思って仕事をほしがった。ゲス野郎!」「史上最悪のFBI長官だ」と批判した。