香港の大富豪・「カジノ王」何氏、一線から退く 市場は後継者注目

「アジアのカジノ王」の異名をとるスタンレー・ホー氏は引退する(ブルームバーグ)
「アジアのカジノ王」の異名をとるスタンレー・ホー氏は引退する(ブルームバーグ)【拡大】

 香港の大富豪がまた一人、経営の第一線から身を引き、自ら築いた企業帝国を去る。マカオでカジノ事業を展開するSJMホールディングス(澳門博彩)はこのほど同社を率いる何鴻●(スタンレー・ホー)氏(96)が引退すると発表した。アナリストらは経営が後継者にスムーズに引き継がれるかどうかに注目している。

 香港証券取引所への届け出によれば、SJMが6月12日に開く株主総会後、何氏はSJMの会長と執行取締役を辞め、名誉会長となる。何氏の娘、何超鳳(デイジー・ホー)氏が会長と執行取締役を継承する。

 香港では事業家として半世紀余りにわたり活躍し、アジアを代表する資産家となった李嘉誠氏も3月に引退を表明。後継者に指名していた長男の李沢鉅(ビクター・リー)氏が経営を引き継ぐ。(ブルームバーグ Daniela Wei)

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