【専欄】楽観できない米中関係 「新冷戦」時代の到来か (2/2ページ)

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 中国共産党機関紙「人民日報」の系列紙「環球時報」(10月8日付)はペンス演説を論じた社説で、「中国は独特であり、ソ連ではない」と主張し、冷静に対処すれば、冷戦にはならないと述べている。

 ただ、中国の指導者は長期戦を覚悟しているようだ。習近平は先月下旬、地方視察時の演説で、保護貿易主義の高まりを指摘した上で、「最終的には自己に頼らねばならない」として、「自力更生」を呼びかけている。

 11月末のG20サミットで行われるとみられるトランプ・習近平会談が、当面の両国関係の行方を占う上で重要だが、楽観はできないだろう。(敬称略)