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歴史ものに引き込まれる…今、「華流ドラマ」が面白い (2/2ページ)

 宮廷ものの極めつけは「武則天」である。これも同名の作品がいくつかあるが、何といっても中国のトップ女優、范氷氷(ファン・ビンビン)が演じた作品が素晴らしかった。

 年末年始に見た「開封府~北宋を包む青い天」も痛快だった。主人公は北宋時代末期に活躍した、清廉潔白で公正無私な裁判官。今でも人々から「包青天」「包公」と呼ばれて人気が高い。日本で言えば、大岡越前守といったところだろうか。

 これは2017年の作品だが、ちょうど習近平政権の下で、腐敗撲滅の運動が盛んだったころである。ドラマの主人公も、宋王朝の大義の名の下に、腐敗した官界に異を唱え、次々起こる難事件を解決していく。

 范氷氷が脱税を指摘される事件が起き、それをきっかけに中国の税務当局がテレビ局などの一斉調査に乗り出した。だが、せっかく盛り上がってきた現場の制作意欲だけは、そがないでもらいたいものだ。

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