「米は間違った方向へ」63% トランプ政権最高タイ 政府閉鎖影響

1月10日、テキサス州のメキシコ国境を視察するトランプ米大統領(AP)
1月10日、テキサス州のメキシコ国境を視察するトランプ米大統領(AP)【拡大】

 米国民の63%が、トランプ米大統領の下で米国が間違った方向に向かっていると回答したことが、NBCニュースと米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した調査で分かった。調査は35日間に及ぶ政府機関の一部閉鎖が終了する前の段階で実施した。

 NBCが先月27日伝えたところでは、米国の現状についての感想を総括する言葉として、「間違った方向」「無秩序」「混乱」「両極化」「懸念」「修羅場」「衰退」といった単語が回答者から挙がった。

 米国が正しい方向に向かっていると答えたのは全体のわずか28%で、トランプ氏就任以来で最も低い割合となった。間違った方向にあると思うという回答は63%と、これまで最も高かった2017年12月と並んだ。

 調査を担当したピーター・ハート氏は「厳しい時期だ」と述べ、ビル・マッキンターフ氏は「政府閉鎖が焦点だ」と指摘した。調査は900人の成人を対象に先月20~23日に行われ、誤差率はプラスマイナス3.3ポイント。

 大統領の支持率は43%と昨年12月と同水準。不支持率は54%で、その多くが強い不支持だと答えた。ただ、政府機関閉鎖を含む新たな局面にもかかわらず、トランプ氏の支持率は就任後2年間にわたり基本的にほとんど変化がないことが示された。

 最近行われた他の全国的な世論調査では、政府閉鎖の間にトランプ大統領の支持率がわずかに低下した。リアルクリアポリティクス(RCP)の集計結果では、支持率は平均41.2%とNBCとWSJの最新調査結果に近い。(ブルームバーグ Ros Krasny)