日墺首脳、友好150周年で経済や観光の協力強化で一致

握手を交わすオーストリアのクルツ首相(左)と安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(春名中撮影)
握手を交わすオーストリアのクルツ首相(左)と安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(春名中撮影)【拡大】

  • 日・オーストリア首脳会談を前にオーストリアのクルツ首相(左)を出迎える安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(春名中撮影)
  • 日・オーストリア首脳会談を前にオーストリアのクルツ首相(左)を出迎える安倍晋三首相=15日午後、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相は15日、オーストリアのクルツ首相と官邸で会談した。今年が両国友好150周年に当たることから経済や観光での協力を強化させることで一致した。日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)発効を踏まえ、貿易・投資の促進も確認。英国のEU離脱や北朝鮮問題などについても意見交換した。

 安倍首相は会談後の共同記者発表で「(両国の)関係強化のために欧州や世界経済への英国のEU離脱の影響を最小化する必要がある。合意なき離脱は回避されるべきだ」と強調した。

 両首相は会談で27、28両日にベトナムで開かれる予定の米朝首脳再会談に向け、国際社会が一体となって後押しすべきだとの認識で一致した。安倍首相は日本人拉致問題の早期解決への理解と協力を求め、クルツ氏の支持を得た。

 クルツ氏は16日に広島市の平和記念公園を訪れ、17日に帰国する。