対パキスタン関税引き上げ インド、テロ攻撃受け

パキスタンへの強硬姿勢を求め、デモ行進するインド人民党(PDP)所属の国会議員と支持者ら=17日、インド・カシミール地方のシュリーナガル(AP)
パキスタンへの強硬姿勢を求め、デモ行進するインド人民党(PDP)所属の国会議員と支持者ら=17日、インド・カシミール地方のシュリーナガル(AP)【拡大】

  • デモ行進の間、シャッターをおろした店舗の店先に座る男性=17日、インド統治下カシミール地方シュリーナガル(AP)
  • 緊張状態にある街の中心部にある臨時検問所で警戒する兵士=17日、インド統治下カシミール地方シュリーナガル(AP)

 インドのジャイトリー財務相は16日、パキスタンからの輸入品への関税を200%に引き上げたことを明らかにした。北部ジャム・カシミール州で14日に治安部隊40人が死亡するテロ攻撃が起き、パキスタンを拠点にするイスラム過激派が犯行声明を出したことを受けての措置。

 PTI通信は、インド政府関係者の話として「(関税の大幅引き上げは)パキスタンからの輸入をほぼ禁止することを意味する」と伝えた。インド政府は15日、パキスタンに付与していた最恵国待遇も取り消した。

 PTIによると、両国の貿易額は2017年度(17年4月~18年3月)が24億1000万ドル(約2660億円)。パキスタンからインドへの輸出は果物やセメントなどで17年度は4億8850万ドル。

(共同)