高学歴の米国人、SUVよりワゴンがお好き (2/2ページ)

ボルボ・カーのステーションワゴン「V90」(ブルームバーグ)
ボルボ・カーのステーションワゴン「V90」(ブルームバーグ)【拡大】

 米ゼネラルモーターズ(GM)の乗用車ブランド「ビュイック」のマーケティングディレクター、サム・ラッセル氏は「消費者の中にはSUVの多様性と機能性に大きな関心を持ちつつも、時流に乗る人だと思われたくない人もいる。彼らは主流派に属することを極度に嫌う」と話す。

 ワゴンの浮き沈みはある程度、予想されたものだ。米国人はステーションワゴンに無関心だったが、売り上げの先細りはメーカーが生産を停止したからでもある。最近の伸びは、選択肢の増加が一因だろう。

 ビュイックは既に、BMWから購入者の一部を奪いつつあると考えている。同ブランドのワゴン「リーガル」の購入者の半数は、後部が大きな箱型のタイプを選択する。「スタイリングを間違わない限り、ワゴンには常に機会があると思う。特別な人のための特別な車だ」とラッセル氏は話す。

 実際、富裕層向け市場に投入されたワゴン「リーガル・ツアーX」の売り上げは、発売から12カ月の間で着実に伸びている。購入者は概して、ビュイックブランドで最大かつ最高額のSUV「アンクレイブ」の購入者よりも裕福で、高学歴だという。(ブルームバーグ Kyle Stock)