海外情勢

高収入でも老後資金に不安 ミレニアル世代 悲惨な労働市場の記憶

 30~34歳の高収入を得ている(2000年代に成人になった世代)の半数は、十分な老後資金がためられず一生働き続けなければならないことを心配している。独身なら年収が10万ドル(約1080万円)以上、既婚またはパートナーがいる場合は15万ドル以上を対象にした調査で分かった。

 富裕層向け助言会社スペクトレム・グループが実施したこの調査は、米経済が大恐慌以降で最悪の危機に見舞われていた時代に成人した世代の不安を浮き彫りにする。

 多くの業界の雇用情勢が厳しい時に大学を卒業した人が多い30~34歳のミレニアル世代は特に、自分の財務状況についてしっかり意識し、懸念も大きい。

 悲惨な労働市場の記憶を抱えるミレニアルの「中間」層は、あまり好きでない仕事をするのを年上・年下のミレニアル世代ほどいとわない。調査によれば、米経済が回復し始めた頃に大学を卒業した29歳以下の高収入ミレニアルは、より楽観的で好きな仕事を求める傾向があり、一生働き続けることをそれほど心配していない。(ブルームバーグ Alex Tanzi、Ros Krasny)

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