株価・外為

サウジアラムコIPO実施を発表 国外は東証も候補か

 【ロンドン=板東和正】サウジアラビアの国営石油企業サウジアラムコは3日、自国の証券取引所で新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。中東メディアによれば、12月11日から取引が始まる見通し。アラムコは国内に続き国外でも上場する方針で、候補に挙がっている東京証券取引所が選ばれるかどうかが注目されている。

 アラムコの株式上場はサウジのムハンマド皇太子が進める経済改革の柱。企業価値は1兆~2兆ドル(約108兆~216兆円)とされ、時価総額1兆ドル前後で世界最大の米アップルや米マイクロソフトを抜く可能性がある。

 一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルは8月、アラムコについてサウジ国内の証券取引所に上場後、2020~21年に国外市場に上場する案を検討していると報じた。

 同紙によると、候補として有力視されていた英国や中国は政情の不透明さで魅力が薄れたため、東証を2番目の上場先にする計画に傾いているという。英国の欧州連合(EU)離脱や、逃亡犯条例改正に端を発した混乱が続く香港の情勢が上場先の選定に影響を与えるとみられている。

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