株価・外為

証券取引に“人間の手”必要 UOBケイ・ヒアン、DBSから100人採用

 取引手数料ゼロ、ロボットがアドバイス、というのが世界の証券業界のトレンドだ。これに対し、シンガポールのUOBケイ・ヒアン・ホールディングスはこの流れに逆行することにした。

 同社は国内銀行最大手DBSの証券部門から、証券取引の担当者約100人を採用した。注文した取引を人間の手で処理してもらうために顧客がいくらかの上乗せ料金を払うことをいとわないだろうと見込んでいるからだ。

 UOBケイ・ヒアンのシニアエグゼクティブディレクター、エズモンド・チュー氏は「多くのものがデジタル化されているが、ヒューマンタッチは依然として非常に重要だ」と話した。そうしたサービスのために人々は「数ベーシスポイント」を支払うことをいとわないだろうと述べた。

 DBSビッカーズ・セキュリティーズ(シンガポール)からUOBケイ・ヒアンに移ったこうした担当者は正社員ではなくコミッションで働く。

 このような従業員を減らす「DBSの決定は当社に規模拡大のチャンスを与えた。100人を増やすのはずいぶん時間がかかる」とチュー氏は述べた。(ブルームバーグ Abhishek Vishnoi)

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