海外情勢

ソロス氏、FBとトランプ氏の共謀主張

 資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏(89)は1月23日、トランプ米大統領を再選させるためにフェイスブックが大統領と共謀している疑いがあるとの見方を示し、同社が偽情報を垂れ流すのを止めるものは何もないと主張した。

 ソロス氏はスイスのダボスで開催の世界経済フォーラム(WEF)年次総会で、「トランプ氏とフェイスブックの間には一種の非公式な助け合いまたは合意のようなものができつつあると思う」と語り、「フェイスブックはトランプ氏を再選させるために協力し、トランプ氏はフェイスブックを守ろうとするため、この状況を変えることはできず、2020年の大統領選の結果を非常に心配している」と話した。

 ソロス氏は自身の主張の根拠を示さなかった。

 フェイスブックの広報担当のアンディ・ストーン氏はソロス氏の発言について、「これは明らかに間違っている」とコメントした。

 ソロス氏は「フェイスブックには基本的に一つの指針しかない。世界にどのような損害を与えるかを無視しても自社の利益を極大化することだ」と述べた。同氏は過去にもダボス会議をフェイスブック批判の機会に利用しており、18年には同社がユーザーを中毒に駆り立てていると主張した。

 フェイスブックに対してはさまざまな問題で各国政府から厳しい目が向けられているが、特に16年の米大統領選前の数カ月間にロシアから偽アカウントを使って偽情報を拡散させる策略があったとされる問題で批判を浴びている。(ブルームバーグ Katia Porzecanski、Sarah Frier)

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