ニュースレビュー

Friday eye 2.14

 ●仏ルノー10年ぶり赤字

 フランス自動車大手ルノーが14日発表した2019年12月期決算は、最終損益が1億4100万ユーロ(約168億円)の赤字となった。前期は33億200万ユーロの黒字で、赤字転落はリーマン・ショック後の09年12月期以来10年ぶり。出資する日産自動車の販売が日米など主力市場で不振に陥り、ルノーへの利益貢献が落ち込んだ。売上高は前期比3.3%減の555億3700万ユーロ。ルノー自体の販売も振るわなかった。(ブローニュビヤンクール=パリ近郊 共同)

 ●コクヨ、ぺんてる買収断念

 文具大手のコクヨ(大阪市)の黒田英邦社長は14日、大阪市で開いた決算記者会見で、敵対的買収を仕掛けたぺんてる(東京)について、目標としていた株式の過半数取得を断念する考えを示した。ぺんてる株の保有比率は現時点で約46%にとどまっていることを明らかにし「今後、敵対的に買い増すことはしない」とも語った。ぺんてるをめぐっては、買収を表明したコクヨに対し、ホワイトナイト(白馬の騎士)のプラスがぺんてる支援に乗り出し、争奪戦の様相を呈していた。

 ●東芝、売却損響き1456億円赤字

 東芝が14日発表した2019年4~12月期連結決算は、最終損益が1456億円の赤字(前年同期は1兆216億円の黒字)だった。液化天然ガス(LNG)事業の売却損などが響いた。売上高は、前年同期比7.1%減の2兆4585億円だった。子会社の東芝ITサービス(川崎市)で判明した架空取引による売上高が計435億円あったことも公表した。ご迷惑、ご心配をお掛けし、深くおわびする」とのコメントを出し、従業員教育の徹底など再発防止を図るとした。

 ●JDI決算発表を4月に延期

 ジャパンディスプレイ(JDI)は14日、2019年4~12月期連結決算の報告を同日から4月13日に延期する申請書を関東財務局に提出したと発表。2月13日に予定していた決算発表も4月13日に延期する方針という。過去の不正会計問題に関する第三者委員会の調査が続いているため。JDIは昨年11月、元経理担当幹部から「過年度決算で不適切な会計処理を行っていた」と通知を受けたと公表し、その後元幹部は自殺。昨年12月に第三者委員会を設置した。

 ●米中、関税互いに引き下げ

 トランプ米政権は14日午前0時(日本時間午後2時)すぎ、テレビや衣服など中国からの輸入品1200億ドル(約13兆2000億円)分に対する制裁関税の税率を15%から半分に引き下げた。米中貿易協議の「第1段階」合意が発効し、中国も米国からの輸入品750億ドル分に課している関税率を半減。世界経済の重荷となっている貿易摩擦は休戦に入った。(ワシントン 共同)

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