ビジネストラブル撃退道

若者よ「定時に帰るヤツ」になれ! あえてレッテルを貼られる楽な生き方 (1/3ページ)

中川淳一郎
中川淳一郎

 それなりのベテランオッサンになると、「ラクな生き方」が分かってくるようになる。それは「レッテルを貼られる」生き方である。レッテルと言うとネガティブなイメージがあるかもしれないが、「あの人は○○な人。だからしょうがない」と他人からの期待値を下げることが重要なのだ。(中川淳一郎)

 最初はネガティブな視線を感じるかもしれないが、キチンと成果を出し続けていれば、いつしかこれが「信念のある人」という180度変わった高評価になるのである。だから、若い内から「○○な人」のレッテルを貼られようではないか。その方が人生はかなりラクになる。私が20代だった1990年代から今でもオフィスで変わらない風景が「無駄に残業をする若者」である。

 かつては残業すれば残業代が出て、しかも深夜であれば25%増、みたいなおいしい思いができた。だが、今や多くの会社は「裁量労働制」だったり年俸制になっているし、ヒドい会社になると、残業をいくらしようが「○時間以上は出せぬ! ない袖は振れぬ!」と開き直ったりもする。

 私は過度な残業こそ日本の労働者の精神と肉体を病ませる元凶の一つだと考えているため、「無駄な残業はやめよ」という立場である。そして、おい、21世紀になってもうすぐ20年だというのになんで「他の人よりも早く帰るのは心苦しい」という気持ちが未だに蔓延しているのだ!

 従業員は「早く来る」ことについては「おっ、エラいな」程度にしか思われないことを知っている。しかし「早く帰る」ことについては、「この野郎、オレらが必死に仕事しているのにサッサと帰りやがって」と思われているのでは、と勝手に思い込んでいる。

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