5時から作家塾

英語のやり取りでは「時候」の代わりに何話す? 英会話でのビジネスマナー (2/4ページ)

ステレンフェルト幸子

 初回は「△△という者で、○○の仕事をしているのですが」

 もちろんメールにしろ電話にしろ、初めてコンタクトを取る相手にいきなり「最近どう?」とは聞かない。ちょっとした違いがあるのは名乗り方で、日本ならば「〇〇社の△△ですが」と所属する会社名→名前の順に述べることが多いように感じるが、欧米では「Hello, my name is △△. I work as a web designer at 〇〇(私は△△です。ウェブデザイナーで、〇〇社で働いております)」などと、「名前」「自分の仕事内容」「会社名」の順で名乗るのが一般的。

 組織重視の日本文化と個人重視の欧米文化が如実に表れている気もするが、これはパーティなどで「お仕事は何ですか?」と聞かれた時も同じ。誰もが知る一流企業に勤めていようが、「〇〇の社員です」と会社名を告げると「で?(あんたは何の仕事をしているの? 何ができるの?)」という反応が返ってくる。

 自分が何者か明らかにすれば、あとは安心して「I am writing this email to~(~のためにメールしております)」などと本題に入ってよい。

 2度目以降のコンタクト(1)時候の挨拶編

 2度目以降のコンタクトの場合は、本題に入る前にちょっとした「個人的前置きトーク」が必要になる(ここを飛ばすと、いかにもぶっきらぼうで、無教養な印象を与える)。

 メールの場合は「To 〇〇」「Dear 〇〇」と親しみを込めて名前(礼儀を重んずる日本人としては相手をMr.〇〇などと姓で呼び続けても失礼には当たらないが、よそよそしい印象は与える。距離感と立場の違いが余程なければファーストネームの方が親しみが伝わる)に言及した後は、ちょっとした前置きトークを挟む。

 世界共通で無難なのは季節や天候に関すること。

 「It is boiling hot here in Tokyo, how is the weather over there?(東京は非常に暑いですが、そちらはどうですか?)」などといった季節の天候に関することや、祝日が近ければ、

 「Are you ready for Christmas?(クリスマスの準備はお済みですか?)」

 「Did you have a nice vacation?(良い休暇を過ごされましたか?)」など。

 月曜日にメールするのなら、

 「I hope you had a nice weekend.(良い週末を過ごされたことをお祈り申し上げます)」

 電話での会話だったり、メールでも特に言及したいことがなければ、

 「How is everything going?(諸々どうですか?)」

 「How are you doing?(お元気ですか?)」

 でもいいから聞こう。

 メールのやり取りが続いているのであれば、

 「Thank you for your quick (kind) reply.(早々の(ご親切な)お返事をありがとうございました)」

 などと感謝を伝えてもいい。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus