知恵の経営

稲盛氏が築き上げた京セラの「全員参加経営」に学ぶ (2/2ページ)

 大きくなり過ぎた会社の組織を管理可能なアメーバに分割し、そのリーダーに仕事の責任者となってもらう。大きな組織のリーダーになると人並みの力量では管理できなくとも10人程度であればリーダーの職責を担える人物は多く存在する。

 京セラでは毎月各アメーバの採算計算表を作成し、前月の実績で1時間当たりいくらの付加価値を生み出したかを示すことで、努力を促す。

 JALにもアメーバ経営が導入され、正しい数字を基に経営を行うことが実践されている。

 日本は先進諸国の中で人口減少社会にいち早く突入した。歯止めを掛けることは極めて困難と言わざるを得ない。多くの中小企業は資金難よりも人材難で経営が難しくなる時代だ。

 こんなときこそ稲盛氏が50年の経験から築き上げた、フィロソフィとアメーバシステムを基にかじを取る全社員参加型経営に学ぶことは、経営の王道ではないかと強く思う。

【会社概要】アタックスグループ

 顧客企業1700社、スタッフ220人の会計事務所兼総合コンサルティング会社。「社長の最良の相談相手」をモットーに、東京、名古屋、大阪、静岡でサービスを展開している。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus