金融

全銀協次期会長は三井住友銀頭取へ みずほFGはシステム障害対応

 みずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長が内定していた全国銀行協会(全銀協)会長の就任を辞退し、三井住友フィナンシャルグループが次期会長を出す方向で最終調整に入ったことが分かった。傘下のみずほ銀行で相次いだシステム障害への対応を優先するため。次期会長には三井住友銀行の高島誠頭取の就任が有力となっている。

 6月末までは現行の三菱UFJフィナンシャル・グループの三毛兼承会長が務め、7月から三井住友FGに引き継ぐ方向で調整している。みずほFGはシステム障害の対応にめどをつけた後、来年4月に全銀協会長を出す方針だ。

 みずほ銀では2月末から3月中旬にかけ、4度のシステム障害が発生した。2月28日に預金口座のデータ移行作業などでシステムがパンクし、5000超のキャッシュカードや通帳がATM(現金自動預払機)にのみ込まれた。これ以外にも機器の故障で外貨建て送金が遅れるなどの障害も起きた。

 一連の障害を受け、坂井氏は4月に予定していた全銀協会長就任を見合わせていた。みずほFGは外部の専門家を含めた第三者委員会を設けて原因を調べるとともに、再発防止策の策定を進めている。

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