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クオリカ、コマツのIoT生産支援基盤を販売 工作機械データなど可視化

 クオリカは、コマツのIoT(モノのインターネット)生産支援プラットフォーム「KOM-MICS」の販売を開始したと発表した。工作機械などの生産設備からのデータをサーバーに収集し、そのデータの「見える化」を実現する。

 「KOM-MICS」は、工作機械の稼働データおよび加工データなどの各種データを収集・分析することにより、工場の稼働状況の可視化や最適化に向けた施策立案を支援するプラットフォーム。コマツでは、自社グループならびに協力企業において、設備の見える化、ネットワーク化を支援するために活用していたが、同システムを他企業にも販売することになり、クオリカと提携したという。

 KOM-MICSは、具体的には3つのコンポーネントから構成される。

 まず生産設備のデータ収集を行うソフトウエア「KOM-MICS Logger」が、取得したデータを「KOM-MICS Cloud」に送信し、クラウド側でデータの保存・管理を実施。収集されたデータを「KOM-MICS Viewer」によって可視化する仕組み。KOM-MICS Loggerは既存の工作機械に簡単に後付けできるほか、LTEに対応しているので、Wi-Fiの未整備の工場でも利用できる。

 さらに「簡単カイゼンアプリ」を用いて、生産性も改善でき、アプリをSTEPの順番に操作することで改善の着眼点を得られるとしている。

 クオリカは、延べ1万台以上の機器の「KOM-MICS」への接続を目標に展開。工作機械などのデータに加え、周辺機器の稼働データ、作業員の動線や工場環境などの各種データも収集・分析し、総合的に生産現場改善を実現するプラットフォームを目指すとしている。(インプレスウオッチ)

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