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電気シェーバー、6枚刃が熱い 外出自粛で頻度減り「一気にきれいに」

 新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛で伸びたひげを、早く簡単に処理したい-。世の男性の願望をかなえて人気を得ようと、6枚刃の電気シェーバー商戦が熱を帯びている。マクセル(京都府大山崎町)が5枚刃の従来製品より効率的にそれるとして昨年8月発売し、パナソニックは同社初の6枚刃シェーバーを今年6月6日に投入する。

 パナソニックが4月5~6日にインターネット上で実施した調査では、ステイホーム中にコロナ禍前と比べひげをそる頻度が減った人は75.1%に達した。1日1回そる人が18%減少した一方、3日に1回のペースでしかそらない人はコロナ前の2.1倍となった。2日に1回は42%増、4日に1回も21%増だった。在宅勤務の増加に加え、マスクで口元を隠していることも背景にあるようだ。頻度の減少で、一気にきれいにそりたいとの需要も高まっている。

 マクセルは「イズミ」ブランドで「IZF-V990-N」「IZF-V950-S」の2機種を展開している。参考価格はそれぞれ2万7280円と2万1780円。購入者からは「早くきれいにそれる」「仕上がりが肌に優しい」と好評という。

 パナソニックの6枚刃は彦根工場(滋賀県)で一貫生産し、日本刀と同じ鍛造製法を取り入れた。「ラムダッシュ」ブランドで「ES-LS9AX」など3機種用意し、想定価格は4万4000~6万6000円前後。担当者は「そり残しやすい顎下のひげも簡単に処理できる」と太鼓判を押す。パナソニックは2007年に4枚刃、11年に5枚刃を発売している。

【用語解説】電気シェーバー

 固定した外刃と、回転や往復振動する内刃が一組になった電動のかみそり。網目状の外刃の穴や溝に入ったひげを、内刃が切り落とす構造で、肌への負担が少ないとされる。1955年にパナソニックが国産初の「電気カミソリ」を発売した。日本電機工業会によると、2020年度の国内出荷額は、訪日外国人向けの需要激減などで前年度比13.1%減の434億円だった。

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