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世界のEV・PHV、30年に1億4500万台

 IEA見通し「当たり前の時代に」

 国際エネルギー機関(IEA)は、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)が2030年に世界で1億4500万台普及するとの見通しを明らかにした。各国政府が現状よりも温室効果ガス排出量の削減目標を高く設定した場合は2億3000万台に増えると予測し、「20年代は世界中で(PHVを含めた)EVが当たり前の時代になる」と指摘した。

 日本を含む多くの国は50年に温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにする方針を掲げている。自動車メーカーはEV開発を強化し、一部はEV専業に転じる計画を示している。30年の1億4500万台は全体の7%、2億3000万台は12%に当たるとみる。

 20年のEVとPHVの世界販売は前年比41%増の300万台と過去最高を記録した。新型コロナウイルス流行の影響で全体の自動車販売が落ち込む中、欧州と中国が牽引(けんいん)しシェアは4.6%に高まった。一方、日本は25%減の2万9000台で、5万4000台を記録した17年のピークから減少している。

 IEAのビロル事務局長は声明で「EVは世界中で排出量を実質ゼロにする目標のために不可欠な存在だ」と強調し、各国に景気対策の予算をEV用バッテリー製造や充電設備の整備に振り向けるよう求めた。(ロンドン 共同)

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