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新幹線輸送、集荷配達も対応 JR東、北海道にエリア拡大

 JR東日本は新幹線を使った荷物輸送で、集荷から納品先店舗への配達まで一気通貫で引き受けるサービスを本格展開する。これまでは駅から駅までの輸送にとどまっていた。さらにJR北海道とも連携し、輸送エリアを拡大。利便性を高め、需要を掘り起こす狙いがある。

 新幹線による荷物輸送は、昨年10月に仙台-東京で定期化した。魚介類を東京駅構内の飲食店に配達し、東京駅から地方へは生菓子などを運ぶ。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ鉄道収入の下支えを図る。

 今回は集荷と配達の範囲を広げる。荷物の量や大きさ、集荷希望時間帯などの条件はあるが、荷主の元に荷物を引き取りに行き、到着駅では周辺の店舗まで届けられるようにする。荷主は出発駅まで荷物を持ち込む必要がなく、受け取る側も到着駅まで引き取りに行く必要がなくなる。

 新幹線輸送の特徴は、早朝に水揚げした魚や摘みたての果物などの鮮度を保ちながら、ほぼ時刻通りに消費地に搬送できる点だ。物流を担うグループ会社の担当者は「集荷や配達までスムーズなサービスを目指したい」と話している。

 JR東はJR北海道との連携で新函館北斗駅からも荷物を引き受け、4月15日から定期輸送を始めた。付加価値が高い北海道産の魚介類や駅弁などを、鮮魚店や百貨店に届ける。

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