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静岡ホビーショー、13日に2年ぶり開幕 緊急事態延長で8社出展断念

 プラモデルの出荷額が国内シェア8割を占め「模型の世界首都」を掲げる静岡市で13、14両日、国内最大規模の模型展示会「静岡ホビーショー」が開催される。新型コロナウイルスの影響で実施は2年ぶり。コロナ禍で出展を見送る模型メーカーが相次ぐ中、感染防止対策を徹底しながらプラモデル、ラジコン、鉄道模型などメーカー各社の新製品がお目見えし、国内最大級の“ショー”は熱を帯びそうだ。

 ホビーショーはツインメッセ(静岡市駿河区)を会場に、タミヤなど模型メーカーでつくる静岡模型教材協同組合が主催する。例年は約7万人が来場するイベントだが、昨年はコロナ禍で中止した。59回目の今年は期間を2日間に短縮するなど、規模を縮小して開く。来場をバイヤーら業者に限定し、例年、大勢の一般客が押し寄せる一般公開日は「密」になりやすいために見送った。初日に来場者が集中しないよう、分散来場も呼びかけている。

 ただ、静岡模型教材協組によると、東京都などを対象とした政府の緊急事態宣言が期限の11日から今月末まで延長されたことで、「バンダイスピリッツ」(東京都港区)など8社が急遽(きゅうきょ)出展を断念した。このため、出展は模型関連58社にとどまるものの、出展見送り企業のブースも活用してスペースを拡張し、出品数を増やす予定にしている。

 模型ファンにとって一大イベントのホビーショー。山梨県の模型愛好家の女性は「モデラー(模型製作者)にとって『毎年5月は静岡に集結しよう』が合言葉だが、昨年に続き今年も一般客が入れず残念だ」と落胆した様子で、早期のコロナ収束を願っていた。

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