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千葉県の12市で蔓延防止延長、時短要請で映画館にも打撃

 蔓延防止等重点措置が12日、千葉県内12市で延長期間に入り、大規模集客施設(床面積1千平方メートル以上)に対し、午後8時までの営業時間短縮(時短)が要請された。上映回数が減る映画館には、大きな打撃となりそうだ。通常時から一部の店を除き、8時までに閉店する百貨店も、セールや物産展の自粛で販売に影響が出かねない。

 県経済政策課によると、対象となり得るのは約1400施設。時短に応じた施設には、床面積などに応じて協力金が支払われる。

 千葉市中央区の映画館「京成ローザ(10)」では、12日からレイトショーの上映を取りやめた。同館の堀川博史支配人(52)は、「上映回数が2~3割程度減ってしまった」と説明する。例年、多くの人気作品が公開されるゴールデンウイーク(GW)も、感染拡大の影響で公開延期になる作品が相次いだ。GWの客入りは、コロナ前の約4割程度にとどまったという。堀川支配人は「協力金が出ることはありがたい」としながらも、「(1回目の緊急事態宣言から)1年たったが、ほぼ状況が変わっていない」と肩を落とした。

 百貨店も、セールを自粛するなどの対策に追われている。千葉市中央区の「そごう千葉店」は、先月24日~今月5日まで行う予定だったセールを先月26日から自粛。担当者は「高齢の方も多いので、見た目にもお客の数が減っている」と話す。柏市の「柏高島屋」でも、GWに開催予定だったセールを自粛し、12日から行われる予定だった物産展も中止した。担当者は「安心して来店いただくためには仕方がない」とため息をついた。(長橋和之)

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