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美浜3号機6月下旬再稼働 関電、高浜2基は当面見送り

 関西電力は12日、運転開始から40年を超えた美浜原発3号機(福井県美浜町)を6月下旬に再稼働させると正式発表した。高浜原発1、2号機(同県高浜町)については、テロ対策施設が設置期限に間に合わないため当面見送る。美浜3号機が予定通り再稼働すれば、東京電力福島第1原発事故後に「原則40年、最長で延長20年」のルールができて以降、国内で初めての再稼働となる。

 美浜3号機は5月20日から原子炉への燃料装填(そうてん)作業を始め、再稼働後の7月下旬に定期検査の最終工程となる「総合負荷性能検査」を行い本格運転する。ただ原発に義務付けられたテロ対策施設の建設が遅れ、設置期限の10月25日までに完成しないため、稼働期間は4カ月程度となる。

 高浜1、2号機も、テロ対策施設が設置期限の6月9日に間に合わない。ただ高浜1号機は5月14日から燃料装填を始め、原発の健全性を確認する作業を行う。

 高浜2号機はテロ対策施設に加え、安全対策工事も完了していないことから早期の再稼働は事実上できない状況となっている。

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