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名古屋のIT企業がテレワーク支援でアプリ開発 会社の着信、私用スマホに転送

 名古屋市のIT企業トビラシステムズは、オフィスの電話への着信を従業員が外部のスマートフォンで受けられるアプリを開発し、提供している。発信元や通話を分析して業務の改善を支援する機能を盛り込んだのが特徴だ。在宅勤務などのテレワークの進展を商機に販売拡大を目指す。

 アプリの名称は「トビラフォン・クラウド」。従業員の私用のスマホに導入できる。初期費用に加え、月額利用料がかかる。事前に登録した電話番号につなぐ転送とは異なり、会社の代表番号にかかってきた電話を用件に応じて自動で担当の従業員につなぐ仕組み。固定電話対応は、そのためだけに出社が必要でテレワークの妨げとなっていた。

 警察庁と連携し特殊詐欺などの迷惑電話を自動で切断するシステムを構築。電話帳に未登録の発信元でも企業名を自動で表示する機能もあり、犯罪に巻き込まれる危険性や、不必要な電話応対を避けられる。電話ごとの発着信件数や通話時間のグラフ化、通話の録音も可能。権限がある上司がそれらを分析し、優秀な従業員の電話対応の手法を共有したり、勤怠管理や人事評価に活用したりできる。

 音声認識技術を使った通話の自動分析などを研究しており、今後もさまざまな機能の追加を検討中だ。同社は「固定電話はデジタル化の余地が大きい。円滑なテレワークの移行に貢献したい」としている。

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