金融

フェイスブック主導デジタル通貨「ディエム」、米国で発行目指す

 米交流サイト大手フェイスブックが主導するデジタル通貨「ディエム」の運営団体ディエム協会は13日までに、発行に向けたスイス金融当局への認可申請を取り下げ、主要業務を米国に移すと発表した。当初は世界的な発行を掲げていたが米国に事業を集約し、米ドルを裏付け資産とするデジタル通貨の発行を目指す。

 ディエム協会は同時にカリフォルニア州のシルバーゲート銀行と提携したと発表した。同銀行がドルを裏付けとする「ディエム・ドル」を発行する計画だ。ディエム協会傘下の米事業会社が米財務省の金融犯罪取締ネットワーク(フィンセン)に事業者登録する。

 ディエムは2019年6月に「リブラ」の名称で構想が発表されたが、各国の規制当局や中央銀行から金融システムへの悪影響を懸念する声が相次いだ。当初は複数通貨を合成したデジタル通貨を目指していたが、米ドルなどの単一通貨を裏付け資産とするデジタル通貨発行を優先する方針に転換していた。

 単一通貨を裏付け資産とするデジタル通貨は、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)と比べると価格変動が小さい。(共同)

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