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高速料金の深夜割引見直しへ 国交省、夏にも具体策まとめる

 国土交通省は、高速道路の深夜割引を見直す。割引開始を待つトラックが都市部の料金所付近に並び、渋滞を引き起こしているためだ。適用時間帯を広げる一方、対象時間にかかって走れば時間外の走行分もまとめて安くする仕組みはやめる方向で検討している。夏にも具体策をまとめ、渋滞解消とともに、運転手の待機時間をなくして労働環境改善につなげる。

 現在は午前0~4時に高速道路へ入ったり出たりするほか、午後8時~午前6時のように割引時間帯をまたいで走行した場合、対象外の時間を含む料金全体が3割引きとなる。自動料金収受システム(ETC)を利用する全車種が対象だ。

 しかし、経費節減のため料金所手前で待機するトラックもいる。例えば午後8時に高速道路へ入って午前0時前に出ると割引がないのに対し、0時を過ぎれば料金全体が3割引きになるためだ。高速道路各社の2月の調査によると、東名高速東京料金所(川崎市)の出口手前では、午前0時前に最大約500メートルにわたり滞留。東北道、常磐道などの料金所出口手前でも5~10台の路肩停車を確認した。

 見直し後は、まず割引時間帯を午後10時~午前5時に広げる案がある。割引率は一部時間帯を3割、残りは1~2割にするなど、段階的にする方向だ。

 割引適用も走った分全てではなく、対象の時間帯に走った区間の料金だけに限定する。走行状況はETC車載器の位置情報などで確認できるという。

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