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日本電産・永守氏、関氏にCEO委譲「今後も二人三脚」

 日本電産は22日、京都市で定時株主総会を開き、創業者の永守重信氏が長年務めた最高経営責任者(CEO)職を退任することを報告した。永守氏は今後も代表権のある会長にとどまり、関潤社長がCEO職を引き継ぐ。永守氏は総会で「この会社は自分の体の一部だ。(関氏と)二人三脚でこれからも成長へ努力したい」と意欲を示した。

 日本電産は2030年度までに、連結売上高を20年度の約1兆6000億円から10兆円に引き上げる目標を掲げる。関氏は総会後の記者会見で「(永守氏に)まだ家庭教師をしてもらっている。日本で屈指の難しい引き継ぎだが、10兆円の夢をつかみ取りたい」と意気込みを語った。

 永守氏は会見で、今後は自身が理事長を務める大学での指導や、同社の幹部教育に一段と力を注ぐ考えを示した上で、関氏に対しては「会社を伸ばすには彼以外いない。まだ潜在能力の半分しか使っていない」と期待した。

 日産自動車出身の関氏は20年1月に日本電産に入社し、同年4月に社長に就任した。電気自動車(EV)部品の販売促進に向け、自動車業界での経験を買われた。同社はEV関連事業を今後の成長の柱に据えており、関氏への権限委譲を進めながら、さらなる業績拡大を目指す。

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