テクノロジー

タブレット見るだけで認知機能測定 大阪ガスと大阪大共同開発

 大阪ガス子会社でフィットネスクラブ運営などを手掛けるオージースポーツは8日、認知機能の維持、向上を目的に大阪大大学院医学系研究科と共同で運動教室プログラム「iトレ」を開発したと発表した。画面を見るだけの手軽な認知機能評価と、ゲームを取り入れた運動を通じて認知機能の改善を目指す。8月中旬以降に直営のフィットネスクラブなどで導入する。

 約3分間タブレット端末を見るだけでできる認知機能測定と、トレーナーの指導下での運動がセットになっている。2カ月間で計8回、施設でのプログラムに参加することで、認知症予防につながるという。

 測定ではタブレットに図形や計算のクイズが表示され、選択肢に視線を合わせることで回答する。認知機能の評価は正答率だけでなく、視線の動きや速さなども加味される。

 プログラム開発に携わった同研究科の森下竜一寄付講座教授は「高齢者にとって医療機関での認知症診断は敷居が高い。ジムのような場所なら参加しやすく、人と話したり、一緒に体を動かしたりすることも認知機能の改善効果が期待できる」と話している。

 オージースポーツは直営のフィットネスクラブでの展開以外にも、自治体の福祉施設などでの提供を検討している。

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