テクノロジー

JR西、光ファイバー貸し出し事業に参入 通信需要取り込み狙う

 JR西日本は14日、自社で保有する光ファイバー網を外部企業に貸し出す事業を今秋、開始すると発表した。1日付で立ち上げた100%出資子会社、JR西日本光ネットワーク(大阪府吹田市)が運営する。新型コロナウイルス禍で乗客が減少し、経営が悪化するなか、保有資産を活用して新たな収益源を発掘する狙いがある。

 JR西は鉄道の運行管理や電話用として、新幹線や在来線の線路沿いに光ファイバー網を保有する。ただ、JR西の業務ですべての回線の容量を使用してはおらず、空き部分を企業に貸し出す。鉄道運行などに影響はないという。

 新型コロナ禍を受けた在宅勤務・学習の広がりや、電子商取引の拡大などを背景に、国内のデータ通信量は急増している。企業にとり安定的な通信網の確保は重要な課題となっており、JR西は需要が見込めると判断した。

 同様の光ファイバー網の貸し出し事業は近畿日本鉄道や関東の私鉄なども展開しているが、JRグループでは初という。

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