激増する「格安マッサージ」「中国式マッサージ」 気軽に行って大丈夫か? (5/6ページ)

2016.5.2 17:22

この9年で健康被害は倍近くに!

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 こんな持病がある人は要注意

 喜多医師はこうした患者さんの治療とともに、医業類似行為の健康被害問題にも取り組んでいる。

 首を急旋回させる手技は「頚椎スラスト」と言われ、厚生労働省でも「患者の身体に損傷を加える危険が大きい」として91年から禁止行為とした。にもかかわらず、いまだに整骨院などで行われている場合があるという。

 また、マッサージそのものが、あまりにも安易に行われていることにも警鐘を鳴らす。

 「スポーツ選手並みの鍛え抜いたアスリートの筋肉なら、もみほぐして血流改善するという方法もありえます。しかし、高齢者や病気のある人、やせた人の薄い筋肉を、もんだり押したりというのは、治療としてはありえません」

 喜多医師が心配するのは、40歳ごろから首に起こりやすい「頚椎の加齢変性」である。肩や腕の痛み、腕や手指のしびれが起こると、肩こりが原因と間違えやすいが、加齢による変化と日々同じ姿勢を続けることで、脊椎や椎間板や靭帯が変性し、神経に圧迫がかかりやすい状態になっているのだ。

 これに気づかず、「単なる肩こり」として若くて筋肉量のある人と同じようにぐいぐいとマッサージを行えば、体に損傷が起こる危険は高い。

過去には、骨粗鬆症や前立腺がんの骨転移で…

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