5時から作家塾

AIアシスタント「Alexa」、病院や医療分野での活用進む (3/3ページ)

岡真由美
岡真由美

 範囲が広い音声アシスタントの利点

 アマゾンはこの他にも複数の医療機関と提携し、アレクサの導入を進めている。大手処方箋サービスのエクスプレス・スクリプツでは、会員は音声で処方箋の発送スケジュールを確認したり、発送されたら音声通知を受け取るよう設定したりすることができる。また、数多くの病院と連携するスウェディッシュ・ヘルス・コネクトとアトリウム・ヘルス(どちらも米国のヘルスケアシステム)では、アレクサを使って近くのアージェントケア(夜間や週末に診察を受けられる施設)を探したり、予約を入れたりすることが可能だ。

 アレクサを含む音声アシスタントの利点は、パソコンやスマートフォンなどの機械の操作方法がわからなくても、音声で簡単に指示できるところだ。たとえば、スマートフォンで動画を見ようと思えば、まず動画アプリを開き、検索ワードを入力する必要があるが、アレクサなら「アレクサ、パンダの赤ちゃんの動画を見せて」というだけで済む。また手を使ったり、端末を持ったりする必要がないので、病気や怪我で手が使えない、ベッドから起き上がれないといった人にも便利だ。

 アマゾンのアレクサ以外にも、グーグルのグーグルアシスタント、アップルのシリなど、今後医療分野におけるこれら音声アシスタントの活用は、さらに進んでいくと思われる。(岡真由美/5時から作家塾(R)

5時から作家塾(R)
5時から作家塾(R) 編集ディレクター&ライター集団
1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。

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